

初めての部署 緊張の朝
隣の席の先輩 さらっと笑う横顔
「この資料見てごらん」 差し出す手に触れて
ドキリとした胸の奥 仕事だと言い聞かせ
取引先へ車で 教えてくれた秘訣
窓の外の景色より あなたを見ていた
「お昼どうする?」 何気ない誘いが
運命を変える スタートライン
オフィスラブ・ストーリー 偶然じゃない魔法
会議室からカフェまで 縮まる二人の距離
仕事のアドバイスが 心に染みていく
メンターから特別な人へ 変わり始めた日々
PCの向こう側 目が合えばほほ笑む
研修の帰り道 並んだ肩が近くて
「週末、もし良かったら」 勇気を出した土曜日
カフェでのランチから 二人の時間が動き出す
名刺の肩書より 見えてきた素顔
「転職するんだ」と 言ったあの夜のこと
「どこへ行っても」 迷わず答えた言葉
これからずっと二人で 歩いていこう
オフィスラブ・ストーリー 偶然じゃない魔法
会議室からカフェまで 広がる二人の世界
仕事のアドバイスが 愛の言葉に変わる
メンターから恋人へ 始まったLove Story
違う会社 違う場所でも
近づくのは心と心
教わったことは今も 私の大切な一部
指輪が光る これからの証に
新しい朝 二人で迎えよう
オフィスラブ・ストーリー 偶然じゃない魔法
会議室からリビングへ 続く二人の物語
仕事のパートナーから 人生のパートナーへ
メンターから夫婦へ 永遠(とわ)に続く奇跡
- 作詞者
心葉の奏
- 作曲者
心葉の奏
- プロデューサー
心葉の奏
- サンプリング元のアーティスト
心葉の奏

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運命のメンター
心葉の奏
入社三年目の春、本社移転に伴い総務部へ異動した。窓から桜並木が見える明るいフロア。しかし、慣れない環境に緊張する私に、隣の席の主任が声をかけた。
「春風さん、これ見てごらん」
差し出されたファイルを受け取る瞬間、指先が触れ、胸が高鳴った。その日から彼の存在は私の仕事に彩りを添え始めた。
「ここをこうすると、もっと効率がいいよ」
彼のアドバイスは的確で、仕事だけでなく私の考え方まで変えていった。尊敬は次第に違う感情へと変わっていた。取引先へ同行した日、車内で交わす何気ない会話の中で、運転する彼の横顔に目が行く。緊張してメモを落とすと、そっと拾ってくれた。
「大丈夫?」
その一言に、また胸が騒いだ。
仕事を通じて距離が縮まり、彼の勧めで参加した研修では、懇親会のビールが後押しとなり、「春風さんと話すの、すごく楽しいんだ」と照れながら言われた。帰りのバス、カーブで肩が触れた瞬間のときめき。
そして迎えた週末、彼からの「ランチでもどう?」の誘い。予定を大幅に超え、夕暮れまで話し込んだ。その日から交際が始まり、半年後、彼は転職を決意した。
「同じ会社だと、君のキャリアに影響するかもしれないから」
そう言ってくれた彼に、私は迷わず答えた。
「どこへ行っても、あなたと一緒にいたい」
彼の退職日、オフィスの皆に見送られながら、私たちは笑い合った。
結婚式は小さく温かく、「総務部の二人に乾杯!」の祝辞に会場が笑いに包まれた。
今は別々の会社で働きながら、朝の支度をともにし、夕食を囲む日々。彼は今も、私のメンターであり最高の伴侶だ。
アーティスト情報
心葉の奏
こんにちは、心葉の奏(こころはのかなで)です。 私たちは、人々の心に深く刻まれた言葉の力を信じ、それを音楽という形で世界に届けることを目指しています。感動的な手紙や日々の生活の中で交わされる心温まる言葉たちを丹念に紡ぎ、メロディーに乗せて表現しています。 一つ一つの楽曲は、人生の喜びや悲しみ、希望や慰めを映し出す鏡のようです。聴く人の心に寄り添い、時に勇気を与え、時に優しく包み込む、そんな音楽を目指しています。 言葉の持つ力と音楽の普遍的な魔法を融合させることで、言語や文化の壁を越えて、世界中の人々の心に触れる温かな調べを奏でたいと考えています。 私たちの音楽が、あなたの心に小さな温もりをもたらし、明日への希望の光となることを願っています。共に歩む皆様とともに、この音楽の旅路を進んでいけることを心より楽しみにしております。
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