歌詞

おかあが育った宮城島

おばあの家に行く途中に

いつも通るライオンの崖

行く度に 木が剥がれて

時の流れ感じるよ

おじいについていったサトウキビ畑

ケートラの荷台に

乗せてもらったね

その場でかじったサトウキビの味

目を瞑れば蘇る景色

おばさんの三十三回忌で

三線で弾いた"てぃんさぐぬ花"

覚えてる？

何色でも現せない

あの海がパワーをくれる

報本反始 溢れる想い

身心一如 今を生きていく

家族と共に

満天の星空の下

願いを込めて

”子宝に恵まれますように“と

心で唱えてくれてた

あの星がくれた尊い命

守り抜くと誓います。

脳裏に焼き付いた

あのあかりが俺を包み込んだ…

実家に帰れば

今日も庭に暖簾がかかってる

母が“美ら菊”と名を付けた

家族だけの飯事居酒屋

オリオンビールの提燈ぶら下げて

泡盛で乾杯

民謡でも流せば蘇る

兄貴の魂こもった大太鼓

あの島が繋ぐ家族の笑顔

俺達にとっちゃ

故郷みたいなもんだから…

何色でも現せない

あの海がパワーをくれる

報本反始 溢れる想い

身心一如 今を生きていく

家族と共に

命の重さと尊さを

教えてくれた ”ぬちしぬじガマ”

およそ300人の命を守り

2人の命が生まれた

偉大なる母のようにぎゅっと…

産まれてきてくれて有難う

生き続けてくれて有難う

報本反始 溢れる想い

身心一如 今を生きていく

家族と共に

何色でも現せない

あの海がパワーをくれる

報本反始 溢れる想い

身心一如 今を生きていく

家族と共に