闘いの果て
結局他人には何も伝わらない
きっと受け止める勇気もないんだ
俺が死んだら
受け止めてくれるのかい?
そこまでしないと人間は変われない
その時初めて闘いは
終わるかもしれない
敷居を跨げば七人の敵あり
信じた友も敵になり
闘うことに疲れてさ
覚悟は決めた 筆を走らせる
だけど…
だけど もう一遍お前の顔を…
おかえり
おかえり
おかえり…
祇園精舎の鐘の声
今日がまた終わっていく
明日が来て またきっとお前に助けられて
空に合掌
諸行無常の響きあり
闘いは続いていく
だけどお前がいるなら
俺、もうちょっと頑張るよ
木陰に凛と咲く花のように強くあれ
この世界も所詮諸行無常の成れの果て
永劫は無い沙羅双樹の花も
いつかは枯れ果て
儚く散っていった
あの花にも名前があって
美の国はいつだって
道徳よりも広大
口に蜜あり腹に剣ありの民衆はどうだい
艱難辛苦は己と向き合った
人間に付いて回るもんだ
己と向き合った人間にしか
見えない景色があんだ
あんた最低なんて言われても
放っとけこれが俺なんだ
俺自身が俺自身を誰よりも信じてるから
吐き出す言葉が似てても
それぞれ想いが違ぇから
飼い慣らされた大人達の戯言には
興味が無ぇから
伊達や酔狂でやってるようじゃ
暗闇のアイツは救えねぇから
そんな事ばかりを考えてたんだ真夜中
バカだなぁ
なんて思ったって変えられねぇ生き方
神風の精神を纏い生き抜いた奴の死に様
音に乗せて声に乗せる俺の生き様
愛してやれねぇが感謝してます父母
冷徹なハスラーですら慰むるは歌なり
ろくでなしのブルースが誰かの人生を救った
祇園精舎の鐘の声
今日がまた終わっていく
明日が来て またきっとお前に助けられて
空に合掌
諸行無常の響きあり
闘いは続いていく
だけどお前がいるなら
俺、もうちょっと頑張るよ
晴れ間が差し込んだ
虹が架かって みんな笑って
空に合掌
まだ頑張ってみます
- 作詞
駿斗, 壽
- 作曲
駿斗
駿斗 の“祇園精舎の鐘の声 (feat. 壽)”を
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