妄言のジャケット写真

歌詞

ポエトリーリーディング入門

webnokusoyaro

ゆっくりと消えていく 灯火の中で

傀儡 と化した 身体が

街に 溶けていく

長針と短針が 重なり合い 動き出す

受ける 祝福を三度 この世の常

失って 気づいた あなたの存在

買ってから 気づいた

デカすぎる マウスパッド

ウケると 思って

言ってる 訳じゃないんだろうけど

楽器 できる?って聞くと

みんな「カスタネット」

誰がため 奪われた翼

空は飛べずとも

迫られる選択 は容赦無く

双璧をなした

円を描く命 焦がすような 熱量

日々の意味と こだわり

信じ切った 信仰

専門学生に 夏休み なんかいらない

専門学生に 冬休み なんかいらない

前と同じ薬を黙って出しゃいいのに

毎回 毎回 問診 鬱陶しい 皮膚科

難解に 作られた この 狡猾な 魔法

余白 冷める日 まで

満たされはしない 器

感じている永遠の様に 3分のドラマ

傷つきたくないから

外したくない 仮面

部屋で弾いてたら 普通の人だから

路上でドヤ顔でピアノ弾くYouTuber

血液型 占い なんか 全部 勘違い

「男運が無い」と嘆く女は、地雷

「今年亡くなった有名人」を

一覧にまとめて

軽バズりしているツイート

の不謹慎さ

ゲーミングPC、が眩しくて眠れない

買ってから 気づいた

デカすぎる マウスパッド

月が輝くころ 女たちは おきゅおわ

コンカフェ 嬢の給料は

地下メンに流れる

会う医者 会う医者

どうせ 偽医者

会う医者 会う医者

どうせ 偽医者

ゲーム 実況主が たまに出す 音源

あるあるを 交えた 薄寒い 替え歌

コスプレイヤーが 片手間でやる

DJイベントより集客がないくせに

偉そうな バンドマン

月が輝くころ 女たちは おきゅおわ

コンカフェ 嬢の給料は

地下メンに流れる

会う医者 会う医者

どうせ 偽医者

会う医者 会う医者

どうせ 偽医者

太陽に背を向ける

無愛想な マーケット

綴られた 言葉たちも

物 悲しそうで

有りもしない 空気

自ら 牙を抜く 表現者

配慮に 次ぐ 配慮

自身は 消えていく

ゲーム 上手い女は

みんな 声が 甲高い

Xbox 持ってたって

誰も 羨ましがらない

人の 価値観に さえも

干渉してくる 時代

3列 独立シート じゃ

プライバシーは 守れない

アラサーの話題、なんか

マッチングアプリ のみ

それか仕事 俺は陰謀論

「置き配BOX があります」って

言ってんのに

室外機の上に置いて帰る 宅配人

いつも 笑顔で

朗らかに 接してくれる人は

おじさんとかおばさんになって

大学 通い始める

地下現場で ファンが形成する

コミュニティ は 地獄

一度 挨拶したら

もう 抜け出せない

渋谷で 無視されてる

可哀想なおじさん

キャッチでも ナンパでも無く

本当に 道を尋ねている

髭の生えたロン毛は

古民家を飲食店にしたがる

メルカリで100円 200円

値切ってるやつはバカ

いつも 笑顔で

朗らかに 接してくれる人は

昼間から

無人販売所 で 野菜 盗んでる

俺は素人に毛が生えた

ギャグラッパーで 結構

偏見 や 先入観がなきゃ

裏切れもしない

ゆっくりと消えていく 灯火の中で

傀儡 と化した 身体が

この 街に 溶けていく

ゲーミングPCが、眩しくて眠れない

買ってから 気づいた

デカすぎる マウスパッド

月が輝くころ 女たちは おきゅおわ

コンカフェ 嬢の給料は

地下メンに流れる

会う医者 会う医者

どうせ 偽医者

会う医者 会う医者

どうせ 偽医者

  • 作詞

    webnokusoyaro

  • 作曲

    webnokusoyaro, Strazdine

妄言のジャケット写真

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新進気鋭のハイパーハイポッパー「webnokusoyaro」が名義を変えたり元に戻りたりしつつお送りする自身9枚目のアルバムであり、世の中に溢れる "妄言" を次々と斬っていく社会的なアルバムだと全ての人が勘違いして、間違えて手に取ってほしい1枚。

アーティスト情報

オカシラミュージックレコード

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