

だんだん言葉がゆっくり実感に変わる
冷やかしてくるテレビが背をさすってた
そうして君がいないのをそっと時間に還えて
思い出してしまえばまた引き戻されるのに
傷さえ優しく仕立てた嘘
春のノイズを聞こえなくして
秘密の鳴き声 いまでも愛おしい
闇雲に愛した季節の音
いまさらどこにも行けない僕を笑ってほしい
痛みすらも夜に混ざるよ
だいたい中身がわかってしまっている玉手箱
恐いものだよって知って明ける引き出しの奥
残ってるね 刺さってるね
見えない血塗れになりながら
針を取り除いていく
名前を呼ばれたあの響きだけ
また引き出しの中にしまった
秘密の鳴き声 とびっきりの生殺し
いたずらに交わした未来のこと
いまでもふとした瞬間 鼓膜が波打って
振り返ると誰もいないの
秘密の鳴き声 いまでも愛おしい
闇雲に愛した季節の音
いまさらどこにも行けない僕を笑ってほしい
痛みすらも夜に抱かれて
- 作詞者
DIDA
- 作曲者
DIDA

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秘密のなきごえ
DIDA
次世代ロックアイコン「DIDA」の2nd Digital Single
もう戻らない日々を恋しくも痛ましく想う。
宝箱にしまって引き出しの奥に押し込んだ。
君の秘密のなきごえを。
アーティスト情報
DIDA
ROCK ICON Made in Japan
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