

思いついた言葉尻に
笑って乗った古い自転車
乗り過ごした電車を
眺めながら
後頭部が歪むのを
手のひらで受け取った
干上がった天井に
雨の跡が蔓延って
もうすぐそこまで
迫ってくる
たちどころに喚いたのは
左手だけで
胸の奥の錘は
動かないまま
錆びついている
百物語の世間話
口先ばかりが
膨らませた風船を
飛ばし合って
けしかけている
差し迫って遅れる焦りが
いつまでもカバンを引っ張って
後ずさりしながらドアノブを
眺めていた
掴んで回して終わる
手のひらは痺れたまま
うつろになった床下に
靴の跡が散らかって
どうにかしようと
擦り付ける
隠れて怖気づいたのは
いつまでも
今日が終わらないから
伏せた画面の向こう
チラついている
昔語りのホラ吹き話
伝え伝えに
折り重なった金の砂
もう帰ろうと
呼び合っている
聞こえない匙加減
目移りする自販機の明かり
声だけが漏れ出して
止まらない夜
かどわかされた小指の爪
笑ったような秒針が
軽快に音を止めた
足元に風が吹いて
小さな息を零した
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プログラミング
福 水琴 - Fuku Mikoto -

福 水琴 - Fuku Mikoto - の“千鳥足”を
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- 1
月明り (visual version)
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 2
アパート
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 3
雨夜
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- ⚫︎
千鳥足
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 5
言づて
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 6
日がな一日、その日暮らし
福 水琴 - Fuku Mikoto -
ガラス越しの距離、室内の静けさ、都市の残響を観測する実験的アンビエント・ローファイ・ポップEP。
エアリーな男声、断片的なリズム、グリッチ、ノイズテクスチャ、深い余白、沈み込む低音が重なり、夜の部屋と外界のあいだに滞留する6曲を収録。
Credit
Music: Suno / Flow Music
Lyrics: Fuku Mikoto
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
その時、その場で生まれる圧力を音へ変換し、体感を言葉へ移し、沈み込む直前に飛散していく情景をとどめた歌たち。 ambient pop / japanese lo-fi / AI song
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