

クラクラしてぷかぷか浮いた
雲を突き抜けて降りてきた
指先にとまった月明り
手あたり次第付きまとった
足場のない暗がりの声
突き止めた辛口の朝日を
締め出して
木陰で手汗を拭った
振り乱した前髪を撫でて
切れた通話の向こうに
慌ただしい明日の机が唸っている
誰彼構わず手渡されたボールペン
引き出しの奥に転がって
枯れたインクが名残惜しい顔で
覗いているようだ
残しておいた切れ端に
何かを書いた
あれは何だったかな?
キラキラしてざくざく落ちた
ガラス窓が砕けて刺さる
爪に乗せたわずかな熱
誰かが立ち寄った夕焼けが
事も無げに揶揄い合う
すれ違った微かな砂の渦を
指先で弾いて
潰れた蟻を眺めている
何気なく揺れるカーテンが
木陰を隠すように暴れて
見逃さないように縛った視線を
額に収めて白い壁を覆っている
笑っているようだ
叩かれた机の上に
転がしたビー玉
落ちて どうしたかな?
眼を焼いた外壁の光
瞼に残ったまま
いつまでも視界の奥で
揺らめいている
どことなく しな垂れて
どことなく 滲み出て
それとなく 潜んでいる
からから落ちる 穴の中
クラクラ揺れる 空の上
キラキラ沈む 暮れていく
- 作詞者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 作曲者
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プロデューサー
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- プログラミング
福 水琴 - Fuku Mikoto -

福 水琴 - Fuku Mikoto - の“言づて”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
月明り (visual version)
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 2
アパート
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 3
雨夜
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 4
千鳥足
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- ⚫︎
言づて
福 水琴 - Fuku Mikoto -
- 6
日がな一日、その日暮らし
福 水琴 - Fuku Mikoto -
ガラス越しの距離、室内の静けさ、都市の残響を観測する実験的アンビエント・ローファイ・ポップEP。
エアリーな男声、断片的なリズム、グリッチ、ノイズテクスチャ、深い余白、沈み込む低音が重なり、夜の部屋と外界のあいだに滞留する6曲を収録。
Credit
Music: Suno / Flow Music
Lyrics: Fuku Mikoto
アーティスト情報
福 水琴 - Fuku Mikoto -
その時、その場で生まれる圧力を音へ変換し、体感を言葉へ移し、沈み込む直前に飛散していく情景をとどめた歌たち。 ambient pop / japanese lo-fi / AI song
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