Lyric

真っ赤に染まった手を見たとて

あの人の真っ黒な心が

変わるはずもなく

止まらない時計の針を

ただ持ち上げようとして

ひたすらに涙流すより

他に道もなくて

苦しいんだ

昔よくじいちゃんが言ってた

人よりもほんの少しだけ

心が弱っちいのは

人よりもほんの少しだけ

優しいということだから

そのまま素直でありなさいと

何十億年の中の

何十年の景色

そんな瞬きの間で生きていく僕ら

たった1人くらい

で何ができる君に

こんな1人くらい

いなくなったとしても

世界は周る笑う忘れるから

相も変わらず嘲るから

そんな世界なら

もう何やったっていいだろう

昔よくばあちゃんが言ってた

やりたいことがなくても

無理に探さなくていい

やりたいことがあるなら

無理に我慢しなくていい

そのままの自分でありなさいと

何十億人の中の

何十人の景色

そんな人混みの間で生きていく僕ら

たった1人くらい

で何ができる君に

こんな1人くらい

いなくなったとしても

世界は周る笑う忘れるから

相も変わらず嘲るから

そんな世界なら

もう何やったっていいだろう

変わらない電車

変わらないリズム

彷徨うだけの日々も飽きた

変わりゆく街並み

変わりゆく時代に

飛び込んでいく

たった1人くらい

大きな夢みる君に

こんな1人くらい

ありえない無茶しても

世界は周る笑う忘れるから

相も変わらず微笑むから

そんな世界で

今日も進んでいく