

水のような午後だった
日陰に置いたサンダル
少しだけ開いた窓
あの夏が まだ続いてた
呼びかければ壊れそうで
何も言えなかった
それが最後だったなんて
ただ知らなかっただけ
また夏が来る
音もなく近づいてく
忘れていた記憶さえ
匂いで思い出すから
また夏が来る
過ぎた日々のくせに
この胸のどこかで
ずっと終わっていない
夕立のあとに残る
濡れたアスファルトの匂い
隣にいたはずの影が
今日も どこにもいない
大切にしてたものほど
消えるのが早くて
何もかも 許せそうで
許せなかったの
また夏が来る
言葉は風に溶けて
あの日のぬくもりだけが
いまも 遠くゆれてる
また夏が来る
時だけが通り過ぎて
変われない自分だけが
ここに取り残される
湿った風がすり抜けて
記憶だけを置いてった
あのとき確かに ふたりは
同じ夏を見てた
もう夏が来る
ただ それだけのことで
心がざわめく夜に
そっと目を閉じてる
また夏が来る
それを誰に告げるでもなく
ひとり分の静けさを
抱えて歩くだけ
- 作詞者
Play Musica
- 作曲者
Play Musica
- プロデューサー
Play Musica
- プログラミング
Play Musica

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
素直になれずに
Play Musica
- 2
Feel like love
Play Musica
- ⚫︎
また夏が来る
Play Musica
- 4
SPEED OF LOVE
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- 5
さよならの朝
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- 6
Believe
Play Musica
- 7
終わらない夜に
Play Musica
アーティスト情報
Play Musica
コピーバンドから4トラックMTRで楽曲制作の魅力を覚え、シーケンサーを用いたデジタルMTRで本気でプロを夢見た20代。その後は何年も夢から離れた場所でサラリーマンを続け過去の夢にすがりつく。最近の著しいAIの台頭で過去の夢を重ね合わせるようになった、平々凡々な日本人。
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