歌詞

角を曲がれば　舗道を走る風

ひとり分の足音だけが響いてる

ふいに浮かんだ　笑顔と後悔

答えなんて　誰も知らないのに

信じたものが　遠ざかるたび

胸の奥に　小さな波紋が広がってく

誰もが知ってる　終わりのない夜を

理由もなく今日を選んでしまう

ざわめく街に　心を隠して

声にならない想いが揺れていた

街路樹が揺れて　灯りが滲んだ

言葉にできなかった　夜ばかりが増えた

優しさは時に　少し苦くて

忘れることすら　選べなかった

なにも持たずに歩けた頃は

どんな色で　夜を見てたんだろう

すれ違いのままでもいい

このまま風になれるなら

誰もが知ってる　終わりのない夜を

理由もなく今日を選んでしまう

ざわめく街に　心を隠して

声にならない想いが揺れていた

触れられぬまま　遠ざけた光

名前も呼べずに見送った夢

それでもまた　歩いてしまう

夜明けが来ると　知っているから