1193 Front Cover

Lyric

1193

SHOWA FAMILY

私の記憶が確かならば その昔

歌舞伎町交番は1丁目19番3号でした

トー横キッズもゴジラもいませんでした

ハイジア大久保病院もありませんでした

テレクラのラジカセが鳴り響いてました

後楽五目ごはんとコマ助六が大好物でした

DISCOといえば東亜会館でした

暴対法もなく風営法は夜遊び天国でした

ガンコロを札束に変えるのがお仕事でした

雲ひとつない快晴の本日

陽があたる不条理な現実

抜群のお天道さんがツラを見せてる

最高の温もりに包まれてる

大きく息を吸い込んでみる

時折はにかむ陽光の表情に微笑む

生きてる実感をはっきりと感じる

こんな日は女を抱きたくなる

儚い夢と消えた歌舞伎劇場

完成し鎮座する姿を思い浮かべる

青線地帯の面影を今も残してる

欲望と狂気は影を潜めてる

地下に潜った住人たちがいる

虎視眈々と街を眺めてる

魑魅魍魎は常に蠢いてる

眠らない不夜城は妖艶に煌めいてる

後ろめたさ覚える陽の光

無茶してきた報いかもしれない

人を殺めた呪いかもしれない

熔けてゆくおぼろげな意識

気がつきゃ自我は崩れ堕ち

いとも簡単に支配される脳内

身体の芯まで音に溺れるひととき

琴線が禁断の極上BEATに共鳴

儚い夢と消えた歌舞伎劇場

完成し鎮座する姿を思い浮かべる

青線地帯の面影を今も残してる

欲望と狂気は影を潜めてる

地下に潜った住人たちがいる

虎視眈々と街を眺めてる

魑魅魍魎は常に蠢いてる

眠らない不夜城は妖艶に煌めいてる

人間であることを恥ずるこの社会

皆さまテメエのことだけで精一杯

いち抜けたと心の底から叫びたい

いつまで続くのかクソッタレ人生

この世に神なんていない

拠り所を欲する人類の知恵でしかない

乗り越えられん試練にもがき苦しみ

どれほどあるのか 散ってった命

儚い夢と消えた歌舞伎劇場

完成し鎮座する姿を思い浮かべる

青線地帯の面影を今も残してる

欲望と狂気は影を潜めてる

地下に潜った住人たちがいる

虎視眈々と街を眺めてる

魑魅魍魎は常に蠢いてる

眠らない不夜城は妖艶に煌めいてる

  • Lyricist

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  • Composer

    SHOWA FAMILY

  • Producer

    SHOWA FAMILY

  • Graphic Design

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  • Vocals

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  • Background Vocals

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  • Rap

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  • Choir

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Artist Profile

  • SHOWA FAMILY

    昭和一家の頭領、楽曲のLyricsすべてを担当している伊藤晴彦と申します。老い先が短くなり、墓場まで持っていくつもりだった遠い昔の記憶や、今思うことを音楽という形で、この世に残しておきたいと筆を執りました。歌詞を綴りながら、走馬灯のようによみがえる錆びついた思い出の数々を肴に酒を煽るのが日課となりつつある今日この頃。陽の光が当たらない薄暗い底辺の片隅で、ひっそりと人知れず生きた証を残して逝こうと思います。昭和一家の領域に迷い込んだ方々、私たちの音楽を聴いてくださって本当にありがとうございます。 伊藤晴彦

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