Lyric

肌をかすめ刺す様な

凍てつく　夜の風の中を行く

只　佇むばかりで

果たして　何を待つのだろう

繰り返し鳴り止まない

誰かの　呼ぶ声に抱かれて

歩き始めた道は

薄明に　照らされてゆく

哀しみと響くは　星の歌

生まれていく世界は　そう　希望を隠さない

枯れた　心　拾い集めて

息吹をもたらそう

夜が明ける　その前に　僕ら夢を見よう

闇は　やがて　淡く蒼白い

空に塗られてくのだろう

哀しみと響くは　星の歌　そして

儚くも響くは　月の歌

途切れる事もないまま　時間(とき)は流れていく

夢に　落ちて　誰も知らない

夜明けを探すんだ

暗闇には　さよならを　告げて歩き出そう

闇は　やがて　淡く蒼白い

空に塗られてくのだろう

星の歌を　月の歌を

夜明けの前に　宙に返して

赦される　時を待って

始まりは繰り返す

哀しみではなく美しさと