Lyric

一日が終わるとき

そっと 新しいページ開くのが

いつからか当たり前になっていた

何気ない日々の裏で 行き場をなくした声が

積み上がりやがて溢れ 日記に流れ込んだ

一つ言葉を記すたび

過去に混ざった今日のこと

壊れそうな 心の奥

受け止めるペンの先

嬉しいことがあった日も

悲しいことがあった日も

飾りすぎず 残してゆく

思い出紡ぐ Diary

B6の箱の中 苦く渦巻く記憶を

反芻しないように わざと置き忘れている

大好きな君にさえも 伝えきれなかったこと

届くよう書き直して いつか話せるように

いま書き留めた瞬間は

忘れていてもここにある

こぼさぬよう かき集めた

鍵付きの言葉たち

立ち止まって振り返れば

確かに刻んだ軌跡が

急かさないで 待ってくれる

それが私の Diary

一つ言葉を記すたび

大事なモノになってゆく

まだたくさん 残るページ

明日は何を書ける？

嬉しいことがあった日も

悲しいことがあった日も

ありのままを 書き留めるよ

君に貰った Diary