Lyric

取り戻したくなった日常も

懐かしくなったあの景色も

戻れはしないと分かっていても

当たり前の世界は作られていて

夜空に散った星に話してみても

月の明かりにそっと手を伸ばしても

もうわからないよ

感じられないよ

線路沿いの街に映る

翔け

どれだけ世界が笑っても

どれだけ目の前が滲んでも

負けないで

迷わないで

飛んで行こう

光を求めて世界は動き出した

闇の世界の住人も目を覚ました

誰にも言わないよ

誰も気付かないよ

夕闇そっと景色を包み込んでくる

周りもそっと暗くなってきたんだ

もう動けないよ

何も見えないよ

どれだけ黒く羽ばたいても

どれだけ夜が笑っても

止まらないよ

もう負けないよ

光の向こう

飛んで行こう

雨が

冷たくなってきた

銀色が落ちる

雫伝い抜ける

小さな世界だったけれど

灰色に

どれだけ世界が変わっても

どれだけ目の前を信じても

負けないで

迷わないで

光をもっと

迷わないで

もう負けないで

飛んで行こう

光の中