Lyric

おぼつかない頃の記憶には

今と変わらない空の青さと

ぼんやりとしていても確かな世界を

ただ見つめ続けていた

きっかけを探した　でも

探すだけで過ぎていく日々は

唐突に虚しさを突きつける

幼いあの僕が思いもしなかった現実(いま)が

繰り返し問いかけてくるんだ

ありきたりな明日を恐れて

言い訳をいくつも重ねた

すれ違う笑顔は何も知らない少年

息を切らす僕の未来に

君は何て言ってくれるだろう

頬を伝う涙の彼方に

あの場所が広がっていく

ふと目覚めた明け方が

まぶしくてうらやましいんだ

悲しい出来事も忘れるくらい

楽しい時はいつだっただろう

きっかけを探した　でも

探すだけで過ぎていく日々は

唐突に虚しさを突きつけて

幼いあの僕は現実(いま)を望んでいるだろうか

繰り返し問いただすんだ

込み上げる思いを信じて

歩き出す時が来たのなら

月並みな勇気でも僕を包んでくれるだろう

息を切らし僕は進むよ

君は何て言ってくれるのだろう

頬を伝う確かな両手に

あの夢が伝わっていく

息を切らし僕は進むよ

君への思いを伝えたいから

君の言葉を聴きたいから

あの場所でまた会えるように