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本作は、132bpmのビートに乗せて「終わりのない再帰構造(ループ)」を哲学的に解剖する、極めて知的なコンセプト・ポップです。最大の特徴は、サビを繰り返すたびにキーが上昇していく「転調の螺旋」。これは、同じ場所を回りながらも少しずつ高みへと昇っていく「螺旋階段」のメタファーを音楽的に表現しています。
緻密な音響設計と、二人のキャラクターによる対話(コール&レスポンス)が、聴く者を自己言及的な思考の迷宮へと誘います。「出口は入口であり、入口は出口である」という逆説的なメッセージを、ポリリズミックな打楽器とヴィンテージ・シンセの重厚なベースが支える、ハイファイで洗練された一作です。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。