ピアノの亡骸のために (feat. yohak)のジャケット写真

歌詞

ピアノの亡骸のために (feat. yohak)

ネオンネウロン

この町中のマンホール消して回って

君がもう怖がらなくって良くなって

でもなんかルールなんて馬鹿らしくって

唇はひび割れて死んだ調律師

楽譜にも見えなくないルーズリーフで作った蝶々

夢でまた会おうとか木造のアパート、

コンビニのデザート、

君の背骨はフルート、

もう君はきっとあの子のもの、ありがと

あなたのお喋りな舌の根が乾いたら。

美しい花一つ咲かないうちに、

燃やされてしまうんだろう。

義務的な炎で。

ばらばらになったピアノの骨をさあ、どうしようかな。

拾い集めて、君を組み立てなおす。

歌いなおす。それだけのことさ。

人は誰しも穢れてて。

ぼくらどこにいくかも決まってて。

それでも君がまだそこにいるなら、

仕方なく明日を待ってみるよ。

千年前に終わった幸福を

今になって願うようだ

まだ、余っている白い便箋に

何か少しだけ言い残した

頭怪我したみたいだ

ぬるい思い出が垂れてきて

僕の目を少しだけ濡らすから

前が見えなくなったんだ

でも、いつだって背景は真っ白でいいや

塗り替える筆を君が持っている

ピアノが寂しがってるから

音と遊ぼう。

韻律と陰湿と安心と軋んだ芽

滲んだ悴む指に硝子色の薄い耳

幾千前に触った幸福を

今になって祈るようだ

まだ余っている白い便箋に

何か少しだけ言い残した

頭怪我したみたいだ

ぬるい思い出が垂れてきて

わたし目がちょっと濡れてるみたい

もうなんも見えなくなっていた

唇はひび割れて死んだ調律師

ピアノが寂しがってるから

また遊ぼう

  • 作詞

    木田昨年, TANAKA AZUSA

  • 作曲

    木田昨年

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