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歌詞

陽だまりまで (feat. 初音ミク)

Kuratu

雨上がり

散らばる雲の隙間から

黄金の陽が差す

帰り道

足元に

蝶が死んでいた

君が最期に見た

景色は雨

その日の朝

僕は雨の音を

聴きながら

気の乗らない顔で

食事をして

行き場の無い

煙が頭をめぐったり

咳をしたり

そして家を出た

蒸し暑さを

閉じ込めたような道で

雨から逃げそびれた

蝶を見た

海のような

青い羽で

「晴れてたら

綺麗だろうな」と

通りすぎたんだ

嘘みたいに

静かになった

世界と君は まるで

雨上がりを祝うように

輝いていました

君の目指した

陽だまりまで

少し寄り道をしよう

その日の午後

僕は早めの帰路につき

まばらな雨に

傘を差すか迷って

閉め忘れた

カーテンから差す

朝日みたいに眩しい

雲の間を歩く

赤錆 古屋敷

生す苔に陽

瓦落とす点滴

日陰花を育み

水面には逆さ鏡

香るペトリコール

少しずつ騒ぎだす鳥

蒸し暑さの

増したような道で

もう動かなくなった

蝶を見た

海のような

青い羽で

晴れてて

綺麗でした

この雲がどこかへ

すべて飛んでいく頃

君が見るはずだった

夏が来るのか

海にでも行こうかな

なんて考えて

ちょっと暑すぎて

考えるだけで

嘘みたいに

静かになった

世界と君は まるで

雨上がりを祝うように

輝いていました

君の目指した

陽だまりまで

少し寄り道をしよう

少しだけ

青い羽を

借りた僕は

  • 作詞者

    Kuratu

  • 作曲者

    Kuratu

  • プロデューサー

    Kuratu

  • グラフィックデザイン

    Kuratu

  • ボーカル

    初音ミク

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