歌詞

街のほとんどが海に沈んだ

この世界で二人きり

見渡す限りの青と

燻るコンクリートを駆けていく

昔はさ、この辺に

たくさん人がいたんだって！

鯨の歌が響く今の方が

断然最高だね

みんなみんな欲しいものばっか

追いかけて居なくなった

きっときっと目が眩んだんだよ

日陰で休んでよ

おしまいの後で遊ぼう

全ての過去を笑い話にできる世界で

余力で回り続ける地球は

「仕方ないな」って夏になる

ねえ明日は晴れるかなって

笑うのは変わらないんだね

生まれたときからどこ探したって

信号機さえもなかったんだ

進むべき道とか流行らない

心地良い方へ走り出せ

僕らのことを思い出す

人なんてきっと誰もいない

晴れ渡ったこの世界は

忘れ物が積み重なってできてる

みんなみんな無いものばっか

探し回って沈んでった

おいでここは涼しい風が吹く

僕らが見つけた世界

おしまいの後で遊ぼう

全ての過去をこんな歌にできる世界で

地球が止まる日が来るなら

それは今日みたいな夏がいい

ねえ僕らは笑って過ごしてるから

ここで

ねえ君もいつか遊びにおいでよ

おしまいの後へ