

どこまで行けるかな
昔話していた海はとっくに通り過ぎていたんだ
ほっぽった手のひらに押し込む風
開いた途端響く君の声で
思い出せない痛みが息を
息をする
ねえ、このまま消えてしまえよ
忘れないように 終わらないように
さあ 行こう
ここから見えるかな
何も変わっていない街は僕らを覚えてはいないんだ
繋がった手のひらに伝わる熱
隠した心 「もうすぐ朝だ」って
思い出せそうな記憶が遠く
遠くなる
ねえ、このまま死んでしまえば
全ての不安は無くなって
僕だけが愛を持ったまま
なんで?
言えない 言えない ことで真っ黒
消えない 消えない本当のこと
どこへ今僕たちは向かう
どんな世界を僕は望む
言えない 言えない ことで真っ黒
消えない 消えない本当のこと
言えない 言えない ことで真っ黒
消えない 消えない本当のこと
このまま消えてしまえよ
忘れないように 終わらないように さあ
このまま死んでしまえば
全ての不安は無くなって
僕だけが愛を持ったまま
なんで?
言えない 言えない ことで真っ黒
消えない 消えない本当のこと
どこへ今僕たちは向かう
どんな世界を僕は望む
- 作詞者
Aina
- 作曲者
Aina
- プロデューサー
no-no
- レコーディングエンジニア
Aina
- ミキシングエンジニア
Aina
- マスタリングエンジニア
Aina
- ギター
Aina, ハルト
- ベースギター
8845
- ドラム
まいまい
- ボーカル
Aina
- 合唱 / コーラス
8845

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ストリーミング / ダウンロード
2025年7月1日、no-noの2作目となるEP『Time rendering』がデジタルリリースを迎える。追憶型ドリームロックを基調とした全5曲は、夢と記憶の交錯する情景を繊細に描き出している。
『Time rendering』は、時間を再構築するかのような音世界を通じて、過去と現在、夢と現実の境界を溶かし、懐かしい記憶や淡い感情を呼び覚ます。タイトル曲「Time rendering」は弾き語りアレンジになっており、優しいメロディと歌詞があの日の記憶を描き出す。
「oldsea」は波のように寄せる葛藤とノスタルジーを表現し、「雨きらい!」はバンドサウンドだけでなく、シンセサイザー等の様々な音を使って、忘れられない雨の日を鮮明に描いている。「アンナイトメア」は悪夢を否定し、愛と光を見出そうとする前向きなサウンドで、「灰になった頃に」は消滅したものに宿る美しさと切なさ、変わってしまうものに対して向き合う姿勢を描く。これら5曲は、夢と記憶が織りなす物語を鮮烈に、かつ儚く提示する。
no-noの音楽は、色褪せた写真や朝の夢の残像のような繊細さを持ち、触れれば消えるかのような儚さの中に永遠性を宿す。『Time rendering』は、時間を超えて響く彼らの新たなマイルストーンだ。このEPを聴きながら、あなた自身の夢と記憶の旅へ踏み出してほしい。
アーティスト情報
no-no
2021年4月奈良にて結成。関西を中心に活動中のオルタナティブロックバンド。景色感が浮かぶ演奏とストーリー性のある歌詞は、曲それぞれが1つの物語を彷彿とさせる。Gt.&Vo.end youが作詞作曲を担当しており、彼女の情緒のある歌声は物語をより鮮明なものにする。
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