Time renderingのジャケット写真

歌詞

雨きらい!

no-no

君を見つけた 水色の傘の下

憂鬱も解けるその温度で

僕を満たしていた帰り道が好きだった

何気ない会話

雨降り 音鳴らす世界を

君の声が泳いで

話せないこと 気づいてること

隠したまんま

僕らは恋をしていた

遠く離れていく思い出のひとつになって

どれくらい生きたかな

見上げた君をぼかすような

灰色の空を知っている

雨が止んで 全部乾いて

君が笑った世界を愛した

雨が嫌いだった

雨が嫌いだったんだ

僕ら過ごした 6月の空の下

窮屈で仕方ないこの街は

君が居ればどんな色にも

変わっていくって

ほんとに思ってたんだ

匂いがしたんだ

嘘つき 予報外れの雨に

この歌が この声が

掻き消されないように

遠く離れていく程思い出は綺麗になって

まだ君の夢を見る

立ち止まる僕を叱るのは

いつだって僕だと知っているのに

雨が濡らして 全部奪って

僕を忘れて 世界が愛した

君がきらいだった

君がきらいだったんだ

遠く離れていく思い出のひとつになって

どれくらい生きたかな

どこかで君が過ごす今日も僕はここでひとり

遠く離れていく思い出のひとつになっても

僕のこと離さない

あの日の君を映すような

青く澄んだ空が呼んでいる

雨が止んで全部乾いて

君が笑った世界を愛した

雨が嫌いだった

雨がきらいなんだよ今も

  • 作詞者

    Aina

  • 作曲者

    Aina

  • プロデューサー

    no-no

  • レコーディングエンジニア

    Aina

  • ミキシングエンジニア

    Aina

  • マスタリングエンジニア

    Aina

  • ギター

    Aina, ハルト

  • ベースギター

    8845

  • ドラム

    まいまい

  • ボーカル

    Aina

Time renderingのジャケット写真

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2025年7月1日、no-noの2作目となるEP『Time rendering』がデジタルリリースを迎える。追憶型ドリームロックを基調とした全5曲は、夢と記憶の交錯する情景を繊細に描き出している。

『Time rendering』は、時間を再構築するかのような音世界を通じて、過去と現在、夢と現実の境界を溶かし、懐かしい記憶や淡い感情を呼び覚ます。タイトル曲「Time rendering」は弾き語りアレンジになっており、優しいメロディと歌詞があの日の記憶を描き出す。

「oldsea」は波のように寄せる葛藤とノスタルジーを表現し、「雨きらい!」はバンドサウンドだけでなく、シンセサイザー等の様々な音を使って、忘れられない雨の日を鮮明に描いている。「アンナイトメア」は悪夢を否定し、愛と光を見出そうとする前向きなサウンドで、「灰になった頃に」は消滅したものに宿る美しさと切なさ、変わってしまうものに対して向き合う姿勢を描く。これら5曲は、夢と記憶が織りなす物語を鮮烈に、かつ儚く提示する。

no-noの音楽は、色褪せた写真や朝の夢の残像のような繊細さを持ち、触れれば消えるかのような儚さの中に永遠性を宿す。『Time rendering』は、時間を超えて響く彼らの新たなマイルストーンだ。このEPを聴きながら、あなた自身の夢と記憶の旅へ踏み出してほしい。

アーティスト情報

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