繰婁悧の幽のジャケット写真

歌詞

繰婁悧の幽

あるまもばぶる

おうちの中に

可愛い人形綺麗な服を着て

私を見てる

大きな目窓の外

飼われてる私は

なあに

散歩に着せ替えするの

手のひらに座るわ

そうあなただけ私の

この世界ではただ

ふたりきりね

笑うと覗くきらり

牙なのそれ?

私と違う

不揃いなふたりだけどいい

なにも覚えていないのだけど

言葉も違うのよ

不思議なふたり

愛情だけがね

私たちを細い紐で繋いでいるわ

数えてみる

夜空の星屑きらめき瞬いて

私を照らす

隣にはあなたの手

指先で私を包む

夜風から守るように

少し触れてみるの

目覚めるとあなたが

いなくて不安

おうちの外はね

私には広過ぎて迷宮のようだわ

笑うと光るきらり

紫色

あなたの瞳

その輝きが恋しくなる

なにも覚えていないのだけど

声がするあなたの

おはようの声

過ごした時間が

私たちを美しい革紐で繋ぐ

動くと揺れるひらり

それ羽なの

私になくて

あなたにはあるものばかりが

不思議綺麗に見えているのよ

怪物化物うろつくお外は

あなたは守るの私をいつも

愛していると

瞳が告げてる

その目逸らさず

私だけ見て

月日を重ねてそれでもふたりは

世界で一番幸せだから

どんなことでも

乗り越えられると

瞳曇らせ

閉じてさえいた

お砂糖ひと匙

愛情ひと匙

毒薬ふた匙

器の底に

見えない振りで

やり過ごしている

燃える流星

死んだ星屑

最初の記憶は紫色して

その次には鋭い牙光り

躊躇いの羽

震える鳴き声

思い出したよ

あなた私を

  • 作詞

    霧江サネヒサ

  • 作曲

    あるまもばぶる

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    あるまもばぶる

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