

死んだ眼の奥の方で君は、
死んでしまった後の事を、
考えている、そろそろ終着駅。
在りもしない事を、懐かしむのはやめた。
「切符は持った?」「未だわからないんだ」
君はカムパネルラじゃないんだ、
「『何処へも行かない』、約束出来る?」
…君は嘘を吐けない。
天国行きの2両編成列車に乗りたい。
銀河鉄道よりもずっと遠くへ、遠くへと、行くのさ。
いつかのあの絵を忘れる事が出来たなら、
もう君に嘘を吐く事もしなくても済むかな?
線路沿いに見える、聴こえる情景は、
僕のよく見る夢に酷く似ている。
この路線には終点も始発も無い。
「終点駅は直ぐそこ」じゃなかった、みたいだ。
天国行きの2両編成列車に乗りたい。
銀河鉄道よりもずっと遠くへ、遠くへと、行くのさ。
いつかのあの絵を忘れる事が出来たなら、
もう君と見た夢を忘れてしまっても良いかな。
「忘れてしまっても」。
- 作詞者
4aaQd
- 作曲者
4aaQd

Ward in a Vat の“環状鉄道”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
[Introduction]
Ward in a Vat
- 2
穢れた僕と君
Ward in a Vat
- 3
In a vat.
Ward in a Vat
- 4
プルースト
Ward in a Vat
- 5
或る、デバイス
Ward in a Vat
- ⚫︎
環状鉄道
Ward in a Vat
- 7
[Outroduction]
Ward in a Vat
Ward in a Vat - 1st Mini Album
アーティスト情報
Ward in a Vat
「Ward in a Vat」。読み「ウォード イン ア バット」。 アニソン、アイドルソング、ボーカロイド、オルタナティブ・ポスト・マスロック、エレクトロニカに影響を受け、それらの集合場所として1つの情景を描き出す。 2019/05 4aaQdとA_rimanの、家と考え方が近かった事によりバンドを結成。 2020/01 4aaQdと物事の捉え方が近かった事により新たに「Godot」が加入。 自称を「バンド」ではなく「制作チーム」に改める。