ぬるま湯のジャケット写真

歌詞

ぬるま湯

白昼夢

朝6時バスの中

君の残り香が染みついて離れない

君はどう思っているんだろう

胸が張り裂けてしまいそうだ

窓ガラスに残っていた

君の絵も愛しくてたまらない

なぜだろう 涙がこぼれていくのは

なぜだろう

涙があふれて止まらないのは

何でもない想いなら捨て去れた

あの日のままで

願っても 縋っても

春はやってこないなら

どうして君は 笑っていられるの

思い出だけが揺らめいて

この気持ちごと空回り

夢だけで終われるなら

どれほどよかっただろうか

最低だ 君は最低だ

こんな気持ちを植え付けるまで

綺麗な言葉じゃ語りつくせないほど

半端な恋じゃない

忘れさせてくれない

最低だ 僕も最低だ

仮面を外せない ピエロのようで

抜け出せない ぬるま湯の中から

過ぎ去った日々と邂逅

注ぎ足し続けてた愛情

濁った水は戻らない

祈っただけじゃ叶わない

君と会って 朝まで過ごして

それが幸せで 不幸せだった

さよなら君はさ 僕より半歩先

ずぶ濡れの靴じゃ

一生追いつけない

その笑顔は仕草は

僕だけに向けられたものだと

思いたいエゴだけがまだ

最低だ 僕は最低だ

君の気持ちも 気づけぬままで

今ある何気ないこの幸せの形が

君とは違っていたとしても

最終電車には乗れないよ

片道切符しか持ってないから

この恋はまだ終わらせないよ

だってまだ君が笑っているから

寂しさを埋めて

また目と目が合って

それでよかった それがよかった

それ以上何も望めなかった

君のさ、

君のさ、思い出の餌になんて

なりたくないからさ

このまま このまま

ぬるま湯の中で

  • 作詞

    さかい

  • 作曲

    白昼夢

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