

死体が入りそうなギグバック背負って
雨の履歴残ったアスファルト蹴って
昨日出来上がったばっかのデモの音源で
少し歌って少し悩んでいた
科学と文学の両方学んで
自分のことすら分からなくなって
死体が出てきちゃった小説 浮かんだ光景に
しおり挟んで 少しメモっていた
暮らしをカッティング胸の隙間
愛情のブランディングくだらないわ
心臓と同期してるような
未知の音を
私ちょっと天才かも
日が縮んだ教室で
鳴らすCのコードが世界に繋がるようにみえました
私ちょっと変態かも
共感と個性の反復で
書く歌詞が誰かの脳を貫くように
黒い芯を削るんです
学友間のギクシャク匂って
三遊間のライナー響いて
そのどれもと無関係な存在になって
脇役味のパンを齧っていた
膨らんだカーテン風を可視化
愛情の表現三十六房
憂鬱を漂白してくような
未知の歌を
私ちょっと天才かも
湿った地下のスタジオで
刻む8ビートが雲を切り裂くようにみえました
私ちょっと変態かも
解放弦Eの振動がどうしようもない今のどうしようもなさを
吹き飛ばしてくれるんです
ちょっと限界かも
「伝わんない!」が満載で鳴らすCのコードがありふれてつまらなくなりました
私ちょっと最低かもそんな言葉を投げつけて
また1人になって
私やっぱ天才かも
午前0時寝室で
鳴らすCの#が誰かに伝わるよう祈りました
私やっぱ変態かも
これ以外の方法で私は私をわたせないや
- 作詞者
藤本薪
- 作曲者
藤本薪
- プロデューサー
藤本薪
- ギター
jasui vision
- ベースギター
jasui vision
- ドラム
jasui vision
- シンセサイザー
jasui vision
- ボーカル
jasui vision

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ニューロンズデート
jasui vision
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軽音部 (群像)
jasui vision
オリエンタルで偏執的なダンスナンバーの『ニューロンズデート』と、学生時代の無敵感と無力感を歌ったギターロック『軽音部(群像)』の二曲入り。
本作でボーカルとして兎馬フィグ(ex おやすみホログラム)、ベーシストとしてヒガシノメーコ(カタカナ)が加入し新体制でのリリース。