降り続いた真夏の雪
眠たげな地球 遥か彼方
またひとつ街灯が消える
「8月を取り返しに行こう」と笑う
その瞳にただ焦がされてゆく
日常が常ではない事
孤独から温もりを知る事
それにまだ気付けなかった事
言えない思いも全て鞄に詰めて
君が手を引く‐5℃の
夜明けに向かって
何億年 何光年 僕が繋ぐよ
2人で見つけた宇宙も時間も
確かめる様に 溶かしてゆく様に
きっと ずっと 君の歴史は消えない
凍りついた海の上
描く足跡ふたつ
空に銀河が溢れた
「まるで映画みたいだね」
そうさ フィクションでしか
もう救えない様な日々でも
僕らなら開いてゆける
不確かな息を継いで今を畳んで
そうやって いつだって
続くと信じていたんだ
「ごめんね」と囁き微笑んだ
背に伝わる温度は儚く
僕は首を振って
頬で生まれる雪を拭う
何処でもなかった
やっと気付いたよ ほら
僕が向かっていた場所は
いつも君だったんだ
正解を失った 足跡ひとつ
感覚は薄れて 白に染まった
幸い中の不幸だ
あの日の瞳が心臓に
まだ 焼き付いている
「生きて」と言う
何億年 何光年 僕は歌うよ
君を忘れた宇宙に代わって
確かめるから 溶かしてゆくから
きっと ずっと 君の歴史は消えない
この命の軌道上
灯ってゆく火を辿って
- Lyricist
amefull
- Composer
amefull
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amefull
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