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歌詞

誰かの通り雨

雨の介

今も忘れない

風の道路に

霧のチャイムを聴いて

遠い光に手を向けながら

僕は何処へ行くのかな?

人は宛てもなく

夢の航路に

儚い愛を抱いて

時代(とき)の欠片をたぐり寄せたら

いつかここへ戻るだろう

誰かの通り雨

静かに流れてさ

あの日の雨宿り

いつまでもこの胸を叩くだろう

そして歩き出す

希望の朝に

カビたシューズを踏んで

無邪気な僕の頭を撫でて

錆びた傘に連れられて

さようなら通り雨

最後の思い出さ

乾いた朝露は

君の影をなぞるままで

誰かの通り雨

静かに流れてさ

あの日の雨宿り

ぼんやりとこの星をあまねいた

いつの日かこの夢も終わるだろう

  • 作詞

    雨の介

  • 作曲

    雨の介

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