Lyric

目を醒さないで　丘の上に立ったまま

恋焦がれた日に　花を添える砂埃

命あるように　翼の影が揺れている

誰もがこの道を下り坂と呼んでいる

生まれてくる前に確かに眺めてた

近づくほどに遠くなる太陽光

駆け巡った痛みと衝動を綯い交ぜにして繰り返している

から回ってもつれた両足で無様に転げ落ちても

迸った異常な閃光が容易く消えるはずもないだろ

期待外れも全部引っ提げて　どこへだって行けるのさ

目を醒さないで　丘の底へ何度でも

無惨に破損した　肩羽を抱え上げて

泥だらけの手に　今日も刻む擦過傷

誰もがこれ以上望みないと言いたがる

いつか犠牲を払う時が来るなら

その前に壮麗な景色を見たいよな

夢のない展望も絶望も全部炭酸瓦斯に変えてゆけ

吹かし切ったあの飛翔体が鉄屑に成り果てても

蹴り飛ばした地球の最果てのその少しだけ先で待ってるよ

キリがない失敗とハッタリで突破口を開くのさ

駆け巡った痛みと衝動を綯い交ぜにして繰り返している

から回ってもつれた両足で無様に転げ落ちても

迸った異常な閃光が容易く消えるはずもないだろ

期待外れも全部引っ提げてどこへだって行けるのさ