歌詞

恥の少ない人生でした

例えば最終頁を捲る

そこに大団円の価値なし

さあサテン生地の幕を降ろそう

世界の全てを見下した

臆病者の目で

根拠は皆無の全能感

足跡は透明

選民思想のオーバードーズ

視覚はシャットアウト

向こう岸手招く

揺蕩う彼岸花

泣かない猫は鼠を取り

能ある鷹は爪を隠す

雀の涙ほどの心

次第に肥大を重ねて

水面下の革命家

徒花見下し目も暮れず

都合の良い良い盲人さ

私、人の心が解かりません

天才故に天涯孤独

顔なき貴方に理解は求めず

独りよがりのその音で

奏でるよ革命のオーケストラ

奈落の運命頬に受けて

もうBPMは下げられない

井の中の蛙大海を知る

音楽と心中洒落た響き

紛いのない真美ああ快晴だ

もうモルヒネは咲いていない

徒花にすらなれない

彼方に行き着く頁を知った

雀の涙ほどの心

次第に肥大を重ねて

水面下の革命家

徒花見下し目も暮れず

恥の多い人生誰だったっけ

どこの誰だか忘れたけれど

天才みたいな終わりは来ないな

恥と喉をかき切って歩けたら

曇り眼で最期に見えた

綺麗な綺麗な逆さの朝日は

恥の少ない人生でした

恥の少ない人生でした

例えば最終頁を捲る

そこに大団円の価値なし

さあサテン生地の幕を降ろそ