絡繰奏者のジャケット写真

歌詞

リフジン

Morisu

もうちょっと早く出ておけばとか

後悔したって

やり直しが効かない人生だから

自分だけ信じて歩いてみては?

角の取れた丸まったお利口さんも

あとでやっときゃよかったって

考えるくらいなら前だけ向いて

自分を責めるのはもうやめて ああ

羽がなくなった小さな鳥も

背が縮まった老婆も

足を眺めるだけじゃなくて

遠い未来にサインして

リフジンだけしかない世の中も

取り留めのない綺麗事も

不要物は今全部切り取って

まとめてゴミ箱に投げ込んで

始発電車に乗り込んで

見えてきた眩しい光を

睨みつけて丸め込んで

食後のデザートにとっておいて

ああそっか全部ここで

切り捨ててしまったから

自分に本当に必要なものが

何が何だかわからなくって

リフジンを振りかざす大人たち

それを仕方ないと割り切る子供

これで悪循環の出来上がり

残り物はハブられる世界

ああ空を見て嘆く若者と

それを見て止める老人の

均衡が保たれてるとか

そんなはずがないだろ

リフジンが日常に蔓延って

居心地が悪くなった僕の

心から出る音はくすんでいて

眩しい光が突き刺さる

終電一本前に乗り込んで

明日のことを考えると

なぜだろう涙が出てくんな ああ

選んだ道を巻き戻すだけ

  • 作詞

    Morisu

  • 作曲

    Morisu

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ボカロP【Morisu】が待望の1st Full Albumをリリース。夜の疾走感を感じさせるロックチューン「Night Slander(album ver)」や故郷を離れる時に友達に言えなかった思いの葛藤が描かれた「春隣の花火(album ver)」、現代の音楽の流行について皮肉をこめた「MONSOON」など、過去に制作した楽曲のアルバムバージョンも含めた全14曲を収録。

アーティスト情報

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