

紅く染まりて
ひとひら――
また ひとひら
紅を引く指 月に透かして
鈴の音ひとつ 宵の街
花の香りに 誘われたなら
もう戻れぬと 知りながら
伏せた睫毛の その奥に
隠した心を 知りたいの?
ならばもう少し
こちらへおいで
夜はまだ――
長いから
ひらり
ひらり
肩に舞い降りる
薄紅の夢
触れてしまえば
最後でしょう?
月華に染まれ 宵桜
紅引くこの身に 恋焦がれ
ひらり ひらりと 誘うなら
さぁ――おいで
月も隠れるほど
咲き乱れ
この夜すべてを
染め上げて
あなたの心に
消えぬほど
深く――
紅を刻んで
遠ざかる
簪揺らして 振り向けば
言葉もなくした その瞳
綺麗な花には 棘があるなど
今さら誰が 恐れましょう
甘い言葉も
偽りさえも
この街ならば
夢のうち
それでも私を
望むというなら
覚悟を決めて
ついておいで
ゆらり
ゆらり
提灯の灯が
影を重ねる
今宵あなたは
誰のもの?
月華に狂え 宵桜
この身に溺れて 夢を見よ
ひらり ひらりと 散る花を
追えば追うほど
遠ざかる
愛も涙も
夜に隠して
笑って魅せるが
花魁なら
あなたの心を
奪うくらい
罪と呼ぶには――
軽すぎる
月は見ている
誰にも言えぬ
恋の行方を
桜は知っている
この胸にある
ほんとうの名前を
それでも――
夜が明けるまでは
何も聞かずに
そばにいて
月華に咲けよ 宵桜
命の限りに 美しく
ひらり ひらりと
舞い上がれ
夜の果てまで――!
月華に染まれ この心
誰にも渡さぬ この命
愛されるため
咲くのではない
私は私のために咲く
たとえこの花
散ろうとも
月が再び
満ちるなら
何度でもまた
咲き誇れ
この夜に――
月華桜
ひとひら――
また ひとひら
月下に残る
紅の夢
……また今宵
逢いましょう
- 作詞者
LUMI和音
- 作曲者
LUMI和音
- プロデューサー
LUMI和音
- リミキサー
LUMI和音
- グラフィックデザイン
LUMI和音
- ボーカル
LUMI和音

LUMI和音 の“月華桜 (オリジナルトラック)”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
宵ノ華 (オリジナルトラック)
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- ⚫︎
月華桜 (オリジナルトラック)
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- 9
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- 10
百鬼夜行〜妖華道中〜 (オリジナルトラック)
LUMI和音
和の音色と現代的なロックサウンドが交差する、LUMI 和音 -WAON- のアルバム『妖華道中』。
月夜、桜、狐火、雨、雪、そして百鬼夜行――。
妖しくも美しい和の情景を舞台に、それぞれ異なる物語と感情を描いた全10曲を収録。
三味線、尺八、和太鼓などの和楽器が織りなす音色と、力強く幻想的なサウンドが重なり、ひとつの「妖華」の世界へと誘います。
美しく、妖しく、ときに激しく。
夜の帳が下りたなら、妖華たちの道中へ――。
LUMI 和音 -WAON-『妖華道中』
アーティスト情報
LUMI和音
LUMI 和音 -WAON- 和の美しさに、妖艶さ、狂気、切なさ、そして心に宿る激情を重ねた音楽プロジェクト。 三味線や尺八などの和楽器を取り入れたサウンドを軸に、花魁、妖怪、月夜、桜、祭囃子―― 幻想的な「和」の世界を、ロックやバラードなどさまざまな音で描く。 美しく、激しく、ときに儚く。 物語を聴くように楽しめる楽曲とともに、LUMI独自の“和音”の世界を届けます。 ――宵の華が咲けば、宴の始まり。 ヨイヤサ。
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