

ひらり
ひとひら
ひらり
ひとひら
唇に触れた
桜色
ねぇ――
春のせいに
してしまおうか
月の下では 近すぎる
あなたの肩と 私の袖
触れてしまえば 気づくでしょう
隠していた この熱に
何でもないような
顔をして
あなたはずるく
笑うから
目を逸らしたら
負けみたいで
今夜は少し
意地を張る
あと一寸
近づけば
吐息さえも
届く距離
甘い香りに
酔ったふりして
もう少しだけ――
そばにいて
花蜜みたいな 恋をして
ひとくちだけでは 足りなくて
ひらり ひらりと 舞う桜
あなたの肩に 降り積もる
好きとはまだ
言わないけれど
この指先を
見ればわかるでしょう?
そっとあなたの
袖をつまんで
今夜だけは――
帰さない
紅を引いたら 気づくかな
いつもと違う その理由
鏡の前で 何度だって
笑顔の練習 したくせに
あなたの前じゃ
うまくいかない
そんな私が
可笑しくて
「どうしたの?」なんて
覗き込むから
またひとつ
恋が深くなる
ひとつ
ふたつ
花が咲き
みっつ
よっつ
夜を飾る
月も見てない
ふりをするなら
今だけ少し――
大胆に
花蜜みたいな 恋をして
甘さを知るほど 欲しくなる
ゆらり ゆらりと 春の風
ふたりの距離を 近づける
好きとはまだ
言えないけれど
あなたもきっと
同じでしょう?
絡めた小指
ほどかないなら
朝が来るまで――
このままで
もしも明日
夢だったとしても
今夜のことは
忘れないで
桜の香りが
するたびに
私を少し――
思い出して
……なんてね
花蜜みたいな 恋だから
甘くて少し 苦しくて
咲いては散りゆく
花よりも
長くあなたを
見ていたい
好きとはまだ
言わないけれど
もう隠す気も
ないみたい
そっとあなたの
手を取って
春の夜道を
歩いてゆく
ひらり
ひらり
花が舞う
ふたりの影が
重なって
あと少しだけ
この夜を――
甘くして
唇に触れた
桜色
ねぇ
これはきっと
春のせい――
……だけじゃない
- 作詞者
LUMI和音
- 作曲者
LUMI和音
- プロデューサー
LUMI和音
- リミキサー
LUMI和音
- グラフィックデザイン
LUMI和音
- ボーカル
LUMI和音

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
宵ノ華 (オリジナルトラック)
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- 3
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- 4
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花蜜 (オリジナルトラック)
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- 6
彼岸紅 (オリジナルトラック)
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- 7
雨待月 (オリジナルトラック)
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- 8
狐火月夜 (オリジナルトラック)
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- 9
雪月華 (オリジナルトラック)
LUMI和音
- 10
百鬼夜行〜妖華道中〜 (オリジナルトラック)
LUMI和音
和の音色と現代的なロックサウンドが交差する、LUMI 和音 -WAON- のアルバム『妖華道中』。
月夜、桜、狐火、雨、雪、そして百鬼夜行――。
妖しくも美しい和の情景を舞台に、それぞれ異なる物語と感情を描いた全10曲を収録。
三味線、尺八、和太鼓などの和楽器が織りなす音色と、力強く幻想的なサウンドが重なり、ひとつの「妖華」の世界へと誘います。
美しく、妖しく、ときに激しく。
夜の帳が下りたなら、妖華たちの道中へ――。
LUMI 和音 -WAON-『妖華道中』
アーティスト情報
LUMI和音
LUMI 和音 -WAON- 和の美しさに、妖艶さ、狂気、切なさ、そして心に宿る激情を重ねた音楽プロジェクト。 三味線や尺八などの和楽器を取り入れたサウンドを軸に、花魁、妖怪、月夜、桜、祭囃子―― 幻想的な「和」の世界を、ロックやバラードなどさまざまな音で描く。 美しく、激しく、ときに儚く。 物語を聴くように楽しめる楽曲とともに、LUMI独自の“和音”の世界を届けます。 ――宵の華が咲けば、宴の始まり。 ヨイヤサ。
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