歌詞

クリスマスを告げる部屋で

戯れてた夜に携帯越し懐かしい声を聞く

消えそうな細い声　病院からの電話

何年振りか「逢いたい」と言って

甘えた声で君は「いい子になるから」と

僕は戸惑い「元気になったら

また遊ぼう？」と逃げた

あの時…そう僕に伝えてくれた

言葉が今でも心に響いて

ごめんね…もう届かないね

もうすぐ七年の刻(とき)

Beyond…the sky you'll see

Beyond…so far away

やがて年が明け「どうしてる？」と

連絡した午後に

彼女が亡くなった事知らされ

愕然とした　事実に只戸惑っていた

確かめる事はもうできなくても

あの時…こんな僕を求めてくれた

寂しさ　悲しさ　言葉に出来ない

僕等はきっと鳥籠の中で

飛べない空　飛べる振りをして…

存在を…悲しみを…苦しみを…永遠を

誰もが幸せ求め探り合うけど

全ては消え失せる一時のまほろば

僕等はきっと鳥籠の中で

飛べない空　飛べる振りして

汚れた僕の心にも雨が降り出す

聞こえているなら答えて下さい…

ありがとう…君の優しい声が

今も胸を離れない

『あの時　あの電話で

君が何を求めていたのか

それはもう分からない

この空の向う　ただ君の寂しさが

癒されている事を切に願う。

ただ出会って　別れて

離れていくだけのその虚しさは

鳥篭にも似た心の闇の中

永遠に…永遠に木霊していくだろう』