歌詞

あの時、

机に描いた少年の歌は消えないまま

少しあどけない文字は

尖りながら明日を見ていた

雪解けの道、思い出の影

手を伸ばせばいつまでも続いていく

走れ三月の夕波街道

振り返る日々に答えなんてどこにもなく

ふれる秒針はさよならを告げるだけ

バカらしいけど、一つだけ思う事は

流れる空の曇になってすぐあなたに

会いに行けたらいいのにな

あれから幾つもの夜を

越えても僕はまだ変わらないまま

少しあどけない文字は

尖りながら明日を見たまま

なぜ僕は生まれてきたの？

そんな事を少しだけ思っていた

十七時のサイレンと、ひとすじのライト

答えなんてどこにも見当たらなくて

美しい言葉はただ目障りなだけ

バカらしいけど、一つだけ思う事は

流れる空の曇になってすぐ

あなたに会いに行けたらいいのにな

さよなら、かけがえのない日々よ

町が夕暮れに溶けていく

少しだけ、あと少しだけ

夢を見させてくれないか？

走れ三月の夕波街道

振り返る日々に答えなんてどこにもない

十七時のサイレンと、ひとすじのライト

答えなんてどこにも見当たらなくて

バカらしいけど、一つだけ思う事は

流れる空の曇になってすぐ

あなたに会いに行けたらいいのにな

会いに行けたらいいのにな