Still Carrying That Summer Front Cover

Lyric

Still Carrying That Summer

Jurno

九回裏の打球が 夜空を裂いて消えた

踏みしめたはずの夢 指の隙間から零れた

「悔しくねぇのかよ」 震えた声が焼きついて

知ってたよ 君の肩が限界だってことも

黙った君に 甘えてばかりだった

本当は 俺のほうが怖かったんだ

背負ったままで あの夏の音が響く

届かなかった未来(さき)へ 今も心が走る

悔しさも 涙も 置いていけないまま

夢の破片(かけら)抱えて 進んでいくんだ

夜勤明けの部屋に 差し込む朝日が

焼けたグラウンドの照り返しに見えた

ポストの手紙 土の匂いとともに

「全員で勝つ野球 やってみるわ」って書いてた

あの日の声が 行間に滲んでた

胸の奥の鉄球が 少しずつ溶けていく

背負ったままで 忘れたくない景色

並んで見上げた空 悔しささえも宝物

もう一人にはしない 夢は一緒に運ぶ

過去も痛みも 未来の力に変えて

「知ってるよ」って 肩を叩いたその手が

あの夏より ずっと優しかった

焼けた腕に 俺はようやく言えた

「お前は背負ってたのに 俺は隠れてた」

背負ったままで あの夏を連れて行こう

消えなかった声が 今の僕らを導く

汗と涙で 滲んだ道の上に

新しい夢を 描いていけるから

背負ったままで 君と、歩いていく

  • Lyricist

    Jurno

  • Composer

    Jurno

  • Producer

    Jurno

  • Other Instruments

    Jurno

Still Carrying That Summer Front Cover

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