歌詞

誰にも見せない　その微笑み

壊れそうなほど　優しかった

夜風に揺れる　君の肩が

「大丈夫」と　嘘をついてた

誰かを守るたび　君は

少しずつ　自分を捨てたんだね

君の悲しみを　僕は知っている

言葉の奥に　沈む涙

優しさの裏にある　痛みもすべて

抱きしめたくて　触れられなくて

子供のように　泣いていいよ

強がることが　愛じゃないよ

壊れた過去に　縛られずに

今の君を　愛したいだけ

君が誰かのために　流した

涙ごと　僕に預けて

世界で一番　愛しい人よ

君が君で　いてくれたらいい

優しさを武器にして　傷つくよりも

弱さのまま　僕に見せて

君の悲しみを　僕は愛してる

それが君を　君にしてる

優しさの裏にある　深い祈りを

この胸で　抱きしめ続ける

静かなピアノに戻りながら

「ありがとう」と　風が言った