

夕焼けがビルのガラスに跳ねて
今日の終わりを 少しだけ祝う
改札の前 急ぎ足の群れ
ぶつかりそうで 目をそらした
だけど誰かが ふいに落とした
小さな手袋 拾う手があって
「すみません」って 息を整え
「ありがとうございます」って 笑い合う
それだけで街は ちゃんとやさしい
見えない糸が ほどけてつながる
形にすると 照れくさいけど
昔から ちゃんと受け継いだ
人を人として 大事にする合図
胸の奥で 鈴が鳴る
お辞儀ひとつで 空気が澄んで
言葉より先に 心が届く
箸をそろえて
命と時間に 手を合わせる
「お先にどうぞ」 譲る横顔
それが誇りだと 気づいたよ
時代が変わっても 消えない灯り
僕らの中に 咲いてる
スマホの海で 流れるニュース
速すぎるほど 追い越される日々
それでもふっと 湯気の向こうで
「おかえり」って 味噌の匂いがする
季節の名前を ちゃんと呼ぶ国
桜、梅雨、紅葉、初雪の気配
玄関で靴を そろえるだけで
背筋が少し まっすぐになる
神社の手水 冷たい水に
騒がしい心を そっと預けて
拍手の音が 空へほどける
願いじゃなくて 感謝を置いて
お辞儀ひとつで 風向きが変わる
尖った気持ちも 丸く収まる
箸の持ち方 直されながら
愛を学んだ 子どもの頃
世界に向けた やさしい約束
どんな新しい日も 古い日も
同じ温度で 照らしてる
派手じゃないけど 確かにある
目立たないけど 守ってきた
行列で待つこと 時間を分けること
迷惑をかけないって 祈りみたいだ
手紙に残る にじんだインク
年賀の一言 少し不器用で
「お体を大切に」
その一行が いちばん強い
祭り囃子 遠くで鳴れば
知らない人とも 同じ空を見る
輪になって 笑って
また明日へ 渡していく
お辞儀ひとつで 心が晴れて
「大丈夫だよ」って 背中を押す
箸をそろえて
今日も生きてる それがうれしい
席をゆずる手 道をあける肩
小さな作法が 未来をつくる
令和の空にも 似合う和の光
僕らの中で まぶしい
夕焼けがビルのガラスに跳ねて
明日へ続く 合図になる
静かに 胸の奥で
鈴が鳴る
- Lyricist
Aoi ryo
- Composer
Aoi ryo
- Producer
Aoi ryo
- Recording Engineer
Aoi ryo
- Graphic Design
Aoi ryo
- Guitar
Aoi ryo
- Bass Guitar
Aoi ryo
- Drums
Aoi ryo
- Keyboards
Aoi ryo
- Synthesizer
Aoi ryo
- Vocals
Aoi ryo
- Background Vocals
Aoi ryo
- Piano
Aoi ryo

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Te no Hira no Rei
Aoi ryo
日本の文化、そして大事にすべき作法や古い式たりなどをモチーフとした楽曲です。



