Lyric

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遠ざかる日々 繰り返す季節に

いつからか置き去りになっていた

脚色される過去に踊らされ

瞳に映る真実(いま)は視えないまま

♪

どの道を通っても

呼び起こされる記憶

忘れられそうにない

些細な事さえも

交わした約束や2人で描いた未来

何気ない日常の全てが幻のよう

夜に浮かぶ月灯りで

曇る窓は照らされ

優しく包まれる

遠ざかる日々 繰り返す季節に

いつからか置き去りになっていた

もうこれ以上傷付きたくないと

頬に伝い残る涙の痕

遠い日の夢 黒く塗り潰され

少しずつ消えてしまう

脚色される過去に踊らされ

瞳に映る真実(いま)は視えぬまま

見返りを求めるように

なったのはいつからだろう

いま思えばどうしようもなく

我儘だった

始まりの9月…似合わない

ネックレスや指輪を纏わせて

終わりの5月…

愛情は情に変わっていた

一度は離れても繋がってると

本音を無視して

つよがるフリをしていた

遠い日のまま止まった腕時計

それなのに時は流れる

いつでもここに戻れるようにと

部屋の鍵はかけずに待っていたけど

君を想って時には噓を吐き

それは優しさだと履き違えていた

いつしか二人 言葉は交わせども

背を向けて進み離れていった

♪

「もう一度だけ…もう一度だけ」と

ささやかな祈りが響く

サヨナラだけは言いたくなかった

全てが壊れてしまうから

いつしか二人 言葉も交わさずに

振り返っても君は見えず

もう届かない 巻き戻せもしない

動き始めた腕時計

いつかまた巡り逢えたなら

笑いあおう

♪