始発、白雪に (feat. 猫のおなか)のジャケット写真

歌詞

始発、白雪に (feat. 猫のおなか)

音海時雨

雨が上がるのは今日の夕方

バス停でバスを待って

雨に打たれてる貴方の身体

いつから風が冷たくなる

いつもの通う通学路、

誰も見もしない標識の前座ってる、

あの猫が。雨に濡れて。

いつもの公園、ブランコ、

バスを待つ君の後ろに並ぶ僕は

貴方の方を向く。

冬が来る。

白い吐息が口を逃げる

「もう冬だね。」だね。

それじゃもう会えないの

しばらく君のこと見つめ

知らないまま、バスに乗り込む

雪が一つ落ちる

雨が変わるのは明日の朝

それまで君と過ごした

春に戻ったら僕らはまた

次の冬まで一緒だ

溶けた肌色アスファルト

そこに私は居ないの、

微かに滲んでいく私の手。

「心配ないよ、今年で18回目で

冬がこれば当たり前だと

思ってるから」

あー、もう秋も終わる。

冬が来る。

夏だけ生きる私だから

許してよね。「うん。」

あのね、一つ気になる

冬はどんな景色なのか

知らないから、教えてほしい

もうすぐ終バスだ。

いつもと違う通学路

誰も見ない標識の前にいた猫すら

居ないから

白く降り積もる足元

誰も手につかない冬休みの課題が

僕のこと見てる

冬が来た。

制服を着る、今日も一人。

バスに乗り込んで

ただ夏を待ってる

君がいない生活には

寂しくなる

雪を溶かして

早く冬よ終われ

僕は片手にスマホを持つ

写真を撮っている

雪がもう解けるから

君に見せる、冬の白さ

冬の寒さ、バスに乗り込む

始発と白雪に。

  • 作詞

    音海時雨

  • 作曲

    音海時雨

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