

まだ消えない声がある
名前も呼べないまま
夜の隅で光ってる
忘れ残り
駅前の風が少し冷たくて
季節だけが先に行く
何気ないメロディーに立ち止まる
君のことじゃないふりをした
片づけた部屋の隅に
見つけた古いレシート
日づけ だけが正直で
笑うしかなかった
あの日の言葉の続き
今なら少しわかるよ
優しさは時々
遅れて胸に届く
忘れたいと願うほど
浮かんでしまう景色
涙じゃなくて
痛みじゃなくて
ただ残った光
忘れ残りが 胸の奥で
まだ君の名前を鳴らしてる
消したはずの季節だけが
夜の隙間で きらめいてる
さよならよりも 小さな声で
ありがとうが今さら揺れる
もう戻らない それでもいい
この痛みごと 明日へ連れていく
Ah... 忘れ残り
Ah... 消えない灯り
Ah... 君じゃなくても
僕は歩いていく
コンビニの明かりの下
似たような背中を見た
追いかけるほど子どもじゃない
だけど少し息が止まった
何もなかった顔で
信号が青に変わる
街はこんなにも簡単に
今日を明日に変える
忘れたふり上手になって
笑うことも増えたけど
ふいにこぼれる
ひとつの記憶が
心をほどいていく
忘れ残りが 胸の奥で
まだ君の声を抱きしめる
捨てたはずの約束だけ
雨の匂いで 戻ってくる
会いたいなんて 言わないけれど
会えないことに慣れたくない
そんな弱さも 抱いたままで
少しずつ僕は 強くなっていく
もしもあの日に戻れたら
違う言葉を選ぶかな
それとも同じ涙で
同じ夜を越えるかな
君がくれた悲しみさえ
今は歌に変わっていく
忘れ残りは傷じゃなく
生きてきた証だから
忘れ残りが 胸の奥で
まだ淡い光を灯してる
消えないなら 消さなくていい
君のいない朝へ 歩き出す
さよならよりも 遠い場所で
ありがとうが静かに響く
もう戻らない それでもいい
この記憶ごと 未来へ連れていく
Ah... 忘れ残り
Ah... 胸の灯り
Ah... 君がいたから
僕は僕になれた
- 作詞者
RYO
- 作曲者
RYO
- プロデューサー
RYO
- プログラミング
RYO

RYO の“忘れ残り”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
忘れ残り
RYO
忘れたいのに、消えない。
けれどその記憶は、いつか傷ではなく、自分を形づくった証になる。
「忘れ残り」は、過去の恋と向き合いながら、少しずつ前を向いていく心を描いた、温かく透明感のあるエモーショナル・ポップです。



