歌詞

ざわめきの海に沈んでく

本当の声はどこだっけ？

誰かの期待に紛れて

自分を置き忘れてた

静寂に耳を澄ませたら

壊れかけた鼓動がいた

ノイズの中で聞こえたんだ

叫んでない声を

誰かの正義じゃなく

俺の“ほんとう”を

沈黙って怖いけど

逃げずに触れていたい

雑音すら愛せたら

ここが俺の居場所になる

笑ってるふりは得意でも

泣き方はもう忘れてた

誰にも嫌われたくなくて

誰にも好かれてなかった

沈黙は拒絶じゃない

そっと心に触れる音

ノイズの中で聞こえたんだ

言葉じゃないサイン

孤独の中でしか

響かない周波数

静かさに怯えてた

昨日とは違う俺

騒がしい世界の端で

そっと名乗る声がした

沈む音と浮かぶ闇

その隙間にいる俺

聞こえないものにこそ

本当は宿るんだ

ノイズと沈黙が交ざる場所で

やっと見つけた自分

誰にも見えない光を

信じて歩いていく

不確かでも構わない

耳を塞がずにいよう

この沈黙の中に

俺はちゃんと、生きてる

ノイズに埋もれて消えそうでも

沈黙が包んでくれる

誰でもない　俺という存在を

ひとつの音として残していく

耳を澄ませば聞こえるだろ？

これは　俺の証明だ