歌詞

夢のようで　夢じゃない

逃げたくて　逃げてない

何も決めずに　歩いてた

だけど　音楽は　そばにいた

ささやくような　街のざわめき

心の隙間に　溶けていく

一人じゃないって　気づくとき

誰の声でも　なかったんだ

伝えたい言葉が

見つからなくてもいい

このメロディーが

僕のこと　守ってくれる

音楽は　夢じゃなくて

逃げ場でも　なかった

本当の僕の

真ん中に　あった

叫びじゃない　歌じゃない

でも　ここに　いたんだ

聴こえるかい　静かな光が

胸を　そっと　開いてく

遠回りばかりして

自分でも　わからなくて

それでも　音楽はずっと

そばで　寄り添ってくれた

笑ってる人にも　涙があって

立ち止まる日も　あるけれど

音楽は　その隙間にいて

言葉より　強く　つながってた

素直になれたなら

何か　違ったかな

でも今なら

このままで　歌えるよ

音楽は　夢じゃなくて

逃げ場でも　なかった

強がりも　涙も

受け止めて　くれた

間違いの中にも

優しさが　残ってた

答えなんて　なくても

ここに　いられた

何かを目指す　力じゃなくて

何かを忘れる　安らぎでもなくて

ただ　この胸の

真ん中に　寄り添っていた

音楽は　夢じゃなくて

逃げ場でも　なかった

確かじゃなくても

本当だった

僕らの響きが

誰かを　守るなら

それだけでいい

それだけがいい