歌詞

唯　冷たさに震え過ごす日々に耐えた

淡く　胸に咲く暖かな奇跡は　過去へと報いる為に

♪

其の　自由を掴む筈の紅き炎は

昏く　止め処なく流れ出す時代の　惨劇に呑まれた

哀しみに暮れ俯くより　抗う意志を掲げ征こう

此れは　魔女と疎まれた我等の　叛逆の狼煙だ

誰もが生まれ落ちた意味を　やがて描き出した夢を

抱き　砕かれた希望も　拾い立ち向かう強さを

孤独が喚んだ　追い風を背にして

♪

其の　争い滅びに咽ぶ地平を射抜く

かつて　輝きに満ちた瞳は　怒りと憎しみに染まった

幾度も繰り返す過ち　醜くか弱き人間の性（さが）

放つ　制裁の業火（ひ）を遮って　鳴り響く鈴の音が導く──

♪

其の　爛れた記憶に霞み行く

無垢な　灯火を失わないように

世界を塗り替える力は　正義を翳す事でなく

憂い涙する誰かに　手を差し出せる勇気だ

いつしか光射す場所から　羽根広げ飛び立つ為の

其れは　贖いの揺籠　星を継ぐ者の願い

生命は（儚きもの）　大地へ（空へ還る）

再び（箱庭へと）　集うまで（辿り着ける）

♪