Lyric

新米茶碗に白く輝く

炊きたて湯気は政権の証拠だ

国民列なす古米の配給所

選挙前には笑顔で写真を撮る

備蓄は国民用俺様関係無い

値札が跳ねても庶民の責任だ

米騒動騒ぐ声を無視して

高級酒と共に新米を味わう

俺様新米、国民古米

冷めた飯でも我慢しろ国民

民意なんぞ票箱に入ればいい

米粒一粒政権を映す鏡だ

古米を噛む民よ苦味を楽しめ

新米食う俺様権力を味わう

声を上げても米価は戻らない

笑いながら俺様茶碗を満たす

庶民の晩餐冷えた飯と味噌汁

官邸の膳は新米握り寿司

格差を示す皿の上の白さよ

票だけ集めて米価は知らぬ顔

備蓄を分けてやる慈悲深い政策

実は票狙い腹の内は黒い

米袋掲げて演説繰り返す

裏で新米追加を予約する

俺様新米、国民古米

冷えた飯抱え涙を呑む国民

民意なんぞ票箱に入ればいい

米粒一粒政権を映す鏡だ

古米を噛む民よ苦味を楽しめ

新米食う俺様権力を味わう

声を上げても米価は戻らない

笑いながら俺様茶碗を満たす

権力米俵重くても甘美だ

国民涙で古米をふやかす

俺様饗宴笑顔で箸を進め

米香る中に野心を隠して

俺様新米、国民古米

配給列に並ぶ声届かぬ国民

民意なんぞ票箱に入ればいい

米粒一粒政権を映す鏡だ

古米を噛む民よ苦味を楽しめ

新米食う俺様権力を味わう

声を上げても米価は戻らない

笑いながら俺様茶碗を満たす