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平凡なリアルを離れずに表現を模索するラッパー・Lil taro boy(リルタロボーイ)が楽曲「Funeral」をリリース。
直接的な言葉をチョイスするLil taro boyのスタイルはそのままに、一層散文的なワードチョイスを見せた本作。人間的な温度感を残しつつ、クールなスタンスが際立つリリックとなっている。
ビートはUSサウスに根差した現代的トラップの鳴りを感じさせる、ダークさと柔らかさが共存するサウンド。しかしストリート特有のバイオレンス性は削ぎ落とされ、内省的でエモーショナルな、日本語ラップシーンでは類を見ないものとなっている。
東京を拠点に活動するラッパー。サウンドクラウドラッパーがシーンに大きな影響を与えた頃に楽曲制作を始めたLil taro boyは、例に漏れず「Lil」を冠し活動を開始。素直で聞き取りやすくありながらも奥行きを感じさせる彼のリリックは、平凡なリアルを離れない表現の親しみやすさがヒップホップファンのみならず幅広い層の共感を呼んでいる。2021年に1st EP「時間芸術」、2023年に2nd EP「To me」、2024年に3rd EP「Traveling」をリリース。2023年より中目黒SolfaでのHip Hop / Base Musicパーティー「HOPES」を主催している。