ただ隣にいたかったのジャケット写真

歌詞

ただ隣にいたかった

佐野亮太

君が笑うたび 少しだけ怖くなる

こんな時間がずっと続くなんて

信じていいはずないのに

また期待してしまう

交わる視線 逸らした指先

何も言わなくても伝わるものを

探してばかりで また夜が来る

名前を呼びたい それだけなのに

ふたりでいれば 寂しくないはずだった

なのに君の隣で 何度も孤独になる

重ねた時間に甘えて

気づかないふりばかりしてた

叶わない夢なら もう見たくないのに

君がそこにいるだけで 心が追いつけない

ほんの少しの優しさでさえ

どうしてまだ期待してしまうんだろう

寄り添うたび 遠ざかる距離

近づくほど 壊れそうになる

「好き」なんて言葉が

最後の合図になる気がして

誰よりも近くで

誰よりも知らないふりをする

こんなに苦しいのに

離れられない理由を知ってる

忘れられたなら どんなに楽だったかな

それでも君を嫌いになれなかった

終わりのない問いを抱えて

今日も夢の中で呼んでる

もしも願えるのなら

最後にひとつだけ

どうか次の季節も

君の隣で迷わせてほしい

雨が降る夜には

心の音がうるさくて

君がいない未来を

何度も消してしまう

そしてまた朝が来て

何事もなかったように

君は僕に微笑むから

何も言えないまま、ただ隣にいる

  • 作詞者

    佐野亮太

  • 作曲者

    佐野亮太

  • プロデューサー

    佐野亮太

  • ギター

    佐野亮太

ただ隣にいたかったのジャケット写真

佐野亮太 の“ただ隣にいたかった”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    ただ隣にいたかった

    佐野亮太

この曲は、近くにいるのに届かない想いを抱えた切ない恋の物語を描いています。
好きだからこそ怖くなる、寄り添うほど遠ざかる距離、交わる視線と言葉にできない感情。
「好き」と伝えることで終わってしまうかもしれない不安と、叶わないと知りながらも期待してしまう心の葛藤が、静かに綴られています。

君の隣にいるだけで満たされるはずなのに、ふとした瞬間に孤独を感じてしまう——。
それでも、次の季節も君の隣で迷い続けたいと願う、諦めきれない想いが響く一曲。
雨の夜、心の音が騒がしくなるたびに、言葉にできない感情が溢れ出す。
朝が来て、何事もなかったように微笑む君を前に、何も言えないまま、ただ隣にいる…。

"