幽路のジャケット写真

歌詞

幽路

Frogman

真夜中 光る アスファルト

後ろ向きの 影だけ 並んでる

ネオンの 海を 横切って

誰の声も 僕には 届かない

唇で 溶ける 確かめ合いを

信号が 青で 嘘にした

たった今 ここで 触れた温もりが

型落ちの 記憶に 解ける

幽霊みたいに 夜を渡る

君の名前が ちらつく 壊れたサイン

心が 続く 場所はどこ?

半端な 光で まだ 僕を 照らして

看板の 下で 息を 整え

流す 水に 言葉を 浮かべた

届かない ままの「おやすみ」と

断ち切れない 糸で 繋がってる

どこまでが 本当? どこからが 幻?

滲む 街が 僕を すり抜ける

覚めない ままの 夜を 束ねて

帰り道を 捨てに 行こう

幽霊みたいに 夜を渡る

君の 声だけ 耳の裏で まだ 鳴る

「もう いいよ」なんて 言えないから

ネオンの 霧まで あと 少し

近づいて 離れて

唇で 解いて

溜息の 数だけ

明日が 遠くなる

幽霊みたいに 夜を渡る

君の 名前が ちらつく 壊れたサイン

心が 続く 場所はどこ?

凍える 光で まだ 僕を 照らして

電車 一本 乗り過ごして

夜に 解けて いく

  • 作詞者

    Frogman

  • 作曲者

    Frogman

  • プロデューサー

    Frogman

  • ボーカル

    Frogman

幽路のジャケット写真

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    幽路

    Frogman

交差点の青に、嘘がひとつ増えた夜。幽路(くらいみち)は、濡れた路地をすり抜ける“匿名の足音”を、メロディックなシンセと湧き上がるサブベースで描いた一曲。ネオンの反射、途切れたサイン、言えなかった「おやすみ」。都市の余白に残る残像を、そっと再生して。

アーティスト情報

Frogman Sounds

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