Lyric

立ち上がった重みで

足が震えているのが分かった

揺れる心、靡く一人

もう戻れないな

モノクロになっていく

街並みは絶えず変わる

意識と反して

運ばれていく心臓はざわめく

いつまでも此処に留まっていたいんだ

足取りが重くなってゆく

頭でどれだけ考えたって分からないよ

耳を澄まさなくても伝わってく

鼓動は駆ける

果てしがない水平線は

当てがあっても畏れてしまうな

景色は変わらない

この道で合っているかな

瑠璃色に乱反射した星が

集まって群れを成した

窓から見下ろして

吸い込まれそうになる

カラーに戻していく

行く先をイメージした

意識を追いかけて

進んでいく心臓は揺蕩う

いつまでもぐるぐる回ってんだよ

ああでもないとか、こうでもないとか

ずっと言い聞かせているんだ

「大丈夫だ」なんて思えない

張り詰めた糸を解きたいんだ

昔描いていた透き通る未来も

何かに気付いて空想と化してしまった

湧き上がってくる躍動感さえも

思い出せないなんてさ、遣る瀬無いな

いつまでも此処に留まっていたいんだ

足取りが重くなってゆく

頭でどれだけ考えたって分からないよ

どうすればいい？

いつまでもぐるぐる回ってんだよ

ああでもないとか、こうでもないとか

ずっと言い聞かせているんだ

「大丈夫だ」深く息をした

身体を揺らす

鼓動は駆ける