螺旋の中のジャケット写真

歌詞

宙吊りの針

the eggplants

錆びた金属から生まれる

高温に少しだけ惹かれて

屋上に見える小さな影を

数時間ばかり眺めて

前倣えの行列から抜け出したから

後は反時計回りの日々を送るだけ

何処から来たのか涙が落ちて

奥行きのない怒号を挙げた

身体が微量の電気を作って

誰にも知られず消えていく

煌びやかな布を纏い

わざとらしい笑みを浮かべて

鮮やかな薬を飲み干して

汚らわしい笑みを浮かべて

透明なガラスの奥に見える物は

小型化された機械仕掛けの都市

未だ記号化されていない気体

綺麗なままの頭の中で充満している

間に合わせの幸福も

辛気臭い作り話も

吸い尽くして干からびている

そろそろ終わりが見える頃

長い導火線に火が付けられたら

後は反時計回りの日々を送るだけ

前倣えの行列から抜け出したから

後は反時計回りの日々を送るだけ

  • 作詞者

    田村京介

  • 作曲者

    田村京介

  • グラフィックデザイン

    水島薫

  • ギター

    田村京介, 五十嵐健

  • ベースギター

    大嶋敬太

  • ドラム

    水島薫

  • ボーカル

    田村京介

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