歌詞

夏を待っていた

夏を待っていた

夏を待っていた

夏を待っていた

微かに青、掠めた

波間爆ぜる陽射しと花束

がらんと響いた花火の声

掴んだ色が眩しすぎて

透き通った匂いが

悲しいほどに

ざざんと沈んで届いてしまう

空にふらりゆらり

風がそろり肌に触り

涙ぽつり雨がはらり

胸が騒ぎ弾き

日々が意味に人が夢に

会えるまでは此処に居て

ハロー、グッバイ、サンキューを

言えないまま沈んだ無人島

誰だって光っていた

宝箱の中は空っぽ

自分だけの風景を

継いで接いで刻んでは逃避行

イーハトーブ各駅停車

始発だった砂浜と線路

今までどうもありがとうございました

終点「生まれる前」に着きました

思い残したことはありませんか

お忘れ物にご注意ください

そう言えばあと一つ

みなさまがお聞きになるんですが

私はそんなに似ているでしょうか

それではいってらっしゃい